C1RichTextBox コントロールを使用して、リッチテキストフォーマットドキュメントの読み取り、編集、および表示を行うことができます。C1RichTextBox コントロール内の RTF コンテンツを設定するには、別途 RtfFilter クラスを使用する必要があります。このクラスは、RTF を、コントロールが理解できるドキュメントに変換します。
RtfFilter は、Microsoft WordPad がサポートする画像、フォント、テーブル、およびほとんどの書式設定に対応します。C1RichTextBox コントロールは、HTML の読み書きにも対応するため、RTF と HTM の相互変換も可能です。
C1RichTextBox コントロールに RTF 文字列をロードするには、RtfFilter クラスから ConvertToDocument メソッドを呼び出します。
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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string rtf = @"{\rtf1\ansi\ansicpg1252\deff0\deflang1033{\fonttbl{\f0\fnil\fcharset0 Calibri;}} {\*\generator Msftedit 5.41.21.2510;}\viewkind4\uc1\pard\sa200\sl276\slmult1\lang9\f0\fs22 some rtf content\par }"; C1RichTextBox1.Document = new RtfFilter().ConvertToDocument(rtf); |
C1RichTextBox のコンテンツを RTF として出力するには、ConvertFromDocument メソッドを呼び出します。
C# |
コードのコピー
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string rtf = new RtfFilter().ConvertFromDocument(c1RichTextBox1.Document); |